「もう日本では結婚相手が見つからない……」
そう思っている方は、ためしに読んでみてください。
この文章を書いている私も、8年前まで、そう思い続けていた一人です。
日本で何不自由なく生活し、大学まで進学したものの
文筆家になると言って、広告代理店でバイトをしながらライタースクールに通っていた20代。
夢を追い続ける人生は、四六時中、仕事のことばかり考えて生きています。
広告代理店時代の同じ会社の男性社員は、
私を遠目から見るように、避けるようにしていました。
「私は、日本人男性との結婚はむずかしいだろう……」
こう感じながら過ごしていた日々でしたが、日本でミャンマー人難民と出会い、
なりゆきから取材に協力してもらい、結婚してしまいました。
日本で女性が結婚すると、「夫の家に入る」と表現することがあります。
一方で、ミャンマーの結婚は、「新たに家を造る」と表したほうが、しっくりくるイメージです。
私の場合も、これまでの相手の家庭のしきたりを守るというより、
融通のきく、あたたかい家庭を築くことができました。
今まで7年間の家庭生活では、さまざまな幸運に恵まれて、幸せに過ごしています。
逆に、日本人男性でミャンマー人女性と結婚した例でも、
日本人男性が、自分らしく、のびのびと過ごしているのを見かけます。
私は、小さい頃から、日本社会の「みんな同じようにしなければならない」
という空気に抵抗し続けてきました。
ですが、ミャンマー人と結婚したことで、その抵抗は終わりました。
自分なりに、のびのびと、理想の家族を築くことができたからです。
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「自分は農家だから」
「同性ばかりいる職場に勤めていて、出会いがないから」
「恋愛相手から好かれるような職業に就いていないから」
こうした障害は、さまざまな国際結婚を見てきた自分にとっては、
「国境を越えてパートナーを探せば、解決できるかもしれない」と思えます。
ただし、日本人がみな、国境を越えたパートナー探しに成功するわけではありません。
ここには、ある程度のルールや、よい方向に向かうための方法があります。
こうしたルールや方法を守っていけば、成功の可能性は高まります。
人の縁(えん)については、絶対に結ぶことができると、確信を持って言えるわけではありません。
しかし、縁を増やすこと、つまり新たな出会いをつくることは、少し努力すれば、できることです。
私は自分の結婚生活の経験を元に、また複数の日本人の方々から、
国際結婚や、ミャンマー人ほか外国人との結婚についてご相談を受けてきた経験もあり、
日本人とミャンマー人の縁結びのお手伝いができるのではと考えました。
ここで一点ご理解いただきたいのですが、私たちが行う縁むすびについては、
あなたの幸せがどういうものかをお聞かせいただきながらお相手の幸せの形も考えて、
とても慎重に、進めていくのが、私たちのスタイルです。
あるお客様は、1年間以上、複数回にわたってミャンマーを訪問して、良縁にめぐまれることができました。
このお客様にとっては、複数回のミャンマー訪問が縁を増やす上で、とても大事でした。
つまり、「日本人とミャンマー人の縁を増やす」活動は お一人お一人にとって、やり方は異なってきます。
それは、私やパートナーであるミャンマー人の夫、信頼の置けるビジネスパートナーであるミャンマー人の
ご意見なども聞きながら、あなたの縁を増やすお手伝いをしていければと思います。
まずは、メールやお問い合わせフォーム、もしくはお電話で、ご相談ください。
秘密厳守で、ご対応いたします。
日本人の人生が充実すれば、日本社会が明るくなります。日本のあらゆる場所で、幸せな方を増やしたい。
それこそが、この縁むすびの目的です。
すばらしい縁を築けるよう、応援させていただきます。
私たちにご連絡してきたのは、ちょうど2年ほど前のことです。
「物流関係の事業で、海外展開を考えている」というお問合せでした。
何度もお話合いをしながら、ミャンマーへのご視察プランを考えていると、
彼が独身で、仕事上、なかなかご縁に恵まれにくい環境であることを
当社の男性役員に、お話し始めました。
今はTさんの親御さんが事業の責任を担っていますが、
Tさんは将来、ご自身でご家族経営されている会社の経営責任を取ることになります。
その際に、海外展開を考えるのは、市場拡大という点からとても良いことですが、
Tさんご自身の人生の豊かさという意味からも、
人生の伴侶を探すことが、非常に大切であることが分かってきました。
そこで、私たちが考えたのは
「海外展開のための視察を半分、縁むすびのための視察を半分」
にして、ミャンマーでの視察プランを組むというものでした。
彼は、とてもシャイで、堅苦しいお見合いの席は緊張してしまうタイプです。
ですから、私たちはTさんがリラックスできるよう、
ミャンマーにおける様々なコミュニティの場にTさんをご紹介して、
まずはミャンマーの方々と交流してもらうようにしました。
交流の場では、日本や日本語にご興味のある
ミャンマーの方々がたくさんいらっしゃいました。
こうした場所で、Tさんは「ミャンマーの方々のためになるなら」と
寺院に寄進をしたり、日本文化を学ぶための浴衣をプレゼントしたりと、
ご自身で交流方法を考え、実践していきました。
日本文化にとても関心のある女性との出会いは、こうした交流から生まれました。
Tさんは複数回にわたってミャンマーを訪問し、
最終的には、ある女性と親しくなりました。
先日、Tさんと私たちスタッフは、その女性のご実家を訪れ、
Tさんの、将来に渡る女性とのお付き合いを希望するお気持ちをお伝えしました。
彼女のご両親は、Tさんの意思をとても喜びました。
Tさんは、「自分はなかなか、結婚のご縁に恵まれない」と思っていました。
まじめに仕事をすればするほど、縁に恵まれない環境というのは、確かにあるものです。
しかし、Tさんの考えは、
ミャンマー視察やミャンマーでの交流を通じて、180度変わりました。
私たちは、誠実で、真剣にパートナーを探している方に、
さまざまな出会いの可能性を広げていただく活動を行います。